各国の医療アクセスと質を評価、GBDデータで新たな指標HAQ Indexを開発
【背景】
医療が有効であれば防げる「回避可能死亡」は、医療アクセスと質の指標となります。しかし、これまでの研究は高所得国に限定され、方法論に課題がありました。本研究は、GBDデータを用いて、195の国と地域における医療アクセスと質の評価を改良・拡大しました。
【結果】
1990年から2015年にかけ、ほぼ全ての国でHAQ Indexが改善しました。世界の平均HAQ Indexは1990年の40.7から2015年には53.7に上昇しましたが、達成可能な最高レベルとの差はわずかしか縮まりませんでした。2015年、韓国、トルコ、ペルー、中国、モルディブが特に大きな改善を示しました。
【臨床へのインパクト】
本研究で開発されたHAQ Indexは、各国の医療アクセスと質の現状を客観的に評価し、ユニバーサル・ヘルス・カバレッジの進捗状況を追跡する上で有用なツールとなります。特に、中所得国における疫学的移行期の課題や、特定の疾患領域での医療の質のばらつきを特定し、各国の医療システム強化に向けた優先順位付けに役立つ可能性があります。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

