難治性うつ病、抗精神病薬併用は単剤切り替えより寛解率やや改善、副作用も考慮
【背景】
大うつ病性障害患者の3分の1未満しか初回抗うつ薬で寛解に至らない。抗うつ薬治療に反応しない患者に対し、次の治療として一般的な3つの選択肢の有効性と安全性を比較することが目的。
【結果】
12週時点の寛解率は、アリピプラゾール併用群28.9%が単剤切り替え群22.3%に対し有意に高かった(相対リスク 1.30、95%CI 1.05-1.60、P=0.02)。ブプロピオン併用群26.9%との有意差はなかった。アリピプラゾール併用群では傾眠、アカシジア、体重増加が、ブプロピオン群では不安が多かった。
【臨床へのインパクト】
抗うつ薬に反応しない大うつ病性障害患者に対し、アリピプラゾール併用はブプロピオン単剤切り替えと比較して、12週時点の寛解率を統計学的に有意かつわずかに増加させた。しかし、効果量が小さく、傾眠やアカシジアなどの副作用も考慮すると、その純粋な有用性については費用対効果を含めたさらなる分析が必要である。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。
