急性期高齢患者の終末期ケアプログラム、看護師評価の安楽性を有意に改善
【背景】
高齢者の半数以上が急性期病院で亡くなるが、終末期ケアの質は不十分なことが多い。本研究は、高齢者の終末期における安楽性とケアの質を向上させる「人生最終期のケアプログラム(CAREFuL)」の有効性を評価した。
【結果】
10病院の急性期老年病棟でクラスターRCTを実施。CAREFuL導入群は標準ケア群と比較して、看護師評価による安楽性(CAD-EOLD)が有意に改善した(ベースライン調整平均差 4.30, 95% CI 2.07-6.53; p<0.0001)。しかし、家族評価の安楽性、および看護師・家族評価の症状管理には有意差はなかった。
【臨床へのインパクト】
急性期病院における高齢者の終末期ケアの質向上は喫緊の課題である。CAREFuLプログラムは、看護師による安楽性の評価において有効性を示した。これは、日本の急性期病院の老年病棟においても、終末期ケアの標準化と質の向上に貢献する可能性を示唆する。継続的なモニタリングは必要だが、具体的なケアガイド導入の足がかりとなる。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

