1981-2010年の世界寿命延長への寄与、心血管疾患とがんの比較
【背景】
1981年から2010年の期間において、世界的に心血管疾患(CVD)とがんが寿命に与える影響を定量的に比較し、特に40~84歳における寿命延長への寄与を明らかにすることを目的とした。
【結果】
1981~2010年のCVD死亡率低下は、40~84歳寿命延長の平均半分以上を占め、非常に高HDI国では男性2.3年、女性1.7年の延長に寄与した。がん死亡率低下は平均20%を占め、非常に高HDI国では男性0.8年、女性0.5年の延長に寄与した。
【臨床へのインパクト】
CVD対策が寿命延長に大きく貢献している一方で、がん対策による寿命延長には地域差や性差が大きいことが示された。特に、資源の少ない国や女性における乳がん死亡率増加は寿命を短縮しており、これらの地域でのがん対策の強化が、日本の医師が国際的な医療協力や公衆衛生の観点から、がん検診や予防啓発の重要性を再認識するきっかけとなるだろう。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。
