KRAS野生型進行大腸癌、初回治療でセツキシマブとベバシズマブのOSに差なし
【背景】
進行・転移性大腸癌に対する初回治療として、化学療法に生物学的製剤を併用するが、KRAS野生型患者における最適な生物学的製剤の選択は不明であった。本研究は、セツキシマブとベバシズマブのどちらが優れているかを検証した。
【結果】
KRAS野生型進行・転移性大腸癌患者1137人において、セツキシマブ併用群のOS中央値は30.0ヶ月、ベバシズマブ併用群は29.0ヶ月だった。ハザード比は0.88(95%CI 0.77-1.01, P=0.08)であり、OSに有意差は認められなかった。PFS中央値も両群で有意差はなかった。
【臨床へのインパクト】
KRAS野生型進行・転移性大腸癌の初回治療において、化学療法にセツキシマブを併用しても、ベバシズマブを併用した場合と比較してOSの優位性は示されなかった。この結果は、初回治療における両薬剤の選択において、OSの観点からは同等である可能性を示唆しており、薬剤選択の判断材料の一つとなるだろう。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。
