心血管疾患と消化管出血リスクを併せ持つ患者のNSAID選択:セレコキシブとナプロキセンの比較

📚 掲載誌:Lancet | 掲載日:2017-06-17 | DOI:10.1016/S0140-6736(17)30981-9

📄 原題:Gastrointestinal safety of celecoxib versus naproxen in patients with cardiothrombotic diseases and arthritis after upper gastrointestinal bleeding (CONCERN): an industry-independent, double-blind, double-dummy, randomised trial.

🔗 PubMed:PMID: 28410791

【背景】

心血管イベントと消化管イベント両方のリスクが高い患者で、アスピリンとNSAIDの併用が必要な場合のNSAID選択について、現行ガイドラインは一貫していません。本研究は、COX-2選択的NSAIDとPPIの併用が、非選択的NSAIDとPPIの併用よりも再発性潰瘍出血予防に優れるか検証しました。

【結果】

514名の患者を対象とした18ヶ月間の試験で、セレコキシブ群の再発性上部消化管出血は5.6%(95% CI 3.3-9.2)、ナプロキセン群は12.3%(8.8-17.1)でした。セレコキシブ群はナプロキセン群と比較して、再発性出血のリスクが有意に低く(ハザード比 0.44、95% CI 0.23-0.82、p=0.010)、消化管安全性が優れていました。

【臨床へのインパクト】

アスピリンとNSAIDの併用が必要な心血管疾患と消化管出血リスクの高い患者において、セレコキシブとPPIの併用が再発性上部消化管出血のリスクを低減する上で好ましい治療選択肢であることが示されました。心血管の安全性は考慮されていても、ナプロキセンの使用は避けるべきであるという本研究の結果は、日本の臨床現場におけるNSAID選択の指針に影響を与える可能性があります。

本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

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