妊娠糖尿病の妊婦への分娩前搾乳指導は新生児のNICU入室を減らさない
【背景】
妊娠糖尿病の妊婦から生まれた新生児は低血糖やNICU入室リスクが高く、母乳育児の成功率も低い。分娩前の搾乳指導が一般的に行われているが、その有効性や安全性を示すエビデンスは不足していたため、本研究で検証した。
【結果】
妊娠糖尿病の妊婦635名を対象に、妊娠36週からの分娩前搾乳群と通常ケア群に無作為に割り付けた。主要評価項目である新生児のNICU入室割合は、搾乳群15%(46/317)、通常ケア群14%(44/315)で、両群間に有意差は認められなかった(調整相対リスク 1.06, 95% CI 0.66-1.46)。
【臨床へのインパクト】
本研究は、妊娠糖尿病の妊婦に対する分娩前搾乳指導が、新生児のNICU入室を減らす効果がないことを示唆する。ただし、合併症リスクの低い妊婦への搾乳指導に有害性は認められなかった。NICU入室減少を目的とした一律の搾乳指導を見直すきっかけとなる可能性がある。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

