QRISK3心血管疾患リスク予測アルゴリズムが新たな因子を考慮し更新、精度を検証
【背景】
既存の心血管疾患(CVD)リスク予測ツールQRISK2は広く使われているが、近年注目される新たなリスク因子を考慮していなかった。本研究は、これらの新規因子を組み込んだQRISK3アルゴリズムを開発し、その予測精度を検証することを目的とした。
【結果】
英国の約1300の一般診療所から約790万人のデータを開発コホート、約270万人のデータを検証コホートとして解析した。HIV/AIDSを除く全ての新規リスク因子(CKDステージ3、収縮期血圧変動、片頭痛、コルチコステロイド、SLE、非定型抗精神病薬、重度精神疾患、男性の勃起不全)がモデルに含まれた。QRISK3は女性でCVD診断までの変動の59.6%を説明し、HarrellのC統計量は0.88、男性では54.8%を説明し、C統計量は0.86であった。
【臨床へのインパクト】
QRISK3は、CKDステージ3、収縮期血圧変動、片頭痛、コルチコステロイド使用、SLE、非定型抗精神病薬使用、重度精神疾患、勃起不全といった新たなリスク因子を考慮することで、従来のQRISK2と同等以上の精度で心血管疾患リスクを予測できる。これにより、これらの因子を持つ患者において、より早期にCVDリスクの高い患者を特定し、予防的介入を検討する際の意思決定を支援する可能性がある。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。
