非膿性蜂窩織炎へのセファレキシン単独とST合剤併用、臨床的治癒率に差はあるか
【背景】
MRSA増加に伴い皮膚感染症のER受診が増加している。非膿性蜂窩織炎ではβ溶血性連鎖球菌が主因とされるが、MRSA活性を持つ抗菌薬が、MRSA活性のない抗菌薬より転帰を改善するかは不明であった。
【結果】
非膿性蜂窩織炎患者において、セファレキシン単独群とST合剤併用群の臨床的治癒率を比較した。per-protocol解析では、セファレキシン単独群85.5%に対しST合剤併用群83.5%で、両群間に有意差はなかった(差 -2.0%, 95%CI -9.7%〜5.7%, P=0.50)。
【臨床へのインパクト】
非膿性蜂窩織炎に対し、セファレキシン単独療法がST合剤併用療法に劣らない可能性が示唆された。特にper-protocol解析では、ST合剤併用が臨床的治癒率を高めるという明確なエビデンスは得られなかった。MRSAを考慮した追加治療の必要性を再検討する根拠となりうるが、さらなる研究が必要である。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。
