iFRとFFRガイド下PCI、1年後の主要心イベント発生率に差はなくiFRで手技関連有害事象が減少
【背景】
冠動脈血行再建術において、FFRガイドは造影単独ガイドよりも患者予後を改善することが示されている。しかし、アデノシン投与が不要なiFRがFFRと同等のベネフィットを提供するかは不明であった。
【結果】
iFR群とFFR群の1年後の主要心イベント発生率はそれぞれ6.8%と7.0%であり、iFRのFFRに対する非劣性が示された(リスク差 -0.2%、95%CI -2.3~1.8%)。また、手技関連の有害症状・徴候はiFR群で有意に少なく(3.1% vs 30.8%、P<0.001)、手技時間も短縮された(中央値 40.5分 vs 45.0分、P=0.001)。
【臨床へのインパクト】
iFRはFFRと同等の良好な1年後予後を維持しつつ、アデノシン投与に伴う患者の不快感や手技関連合併症を大幅に減らし、手技時間の短縮も可能であることが示された。これにより、日常臨床における冠動脈生理学的評価の選択肢としてiFRの利用が拡大し、患者と術者双方にとってより負担の少ないPCIが普及する可能性がある。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。
