非ステロイド性消炎鎮痛薬と急性心筋梗塞リスク、実臨床データを用いた詳細解析

📚 掲載誌:BMJ | 掲載日:2017-05-09 | DOI:10.1136/bmj.j1909

📄 原題:Risk of acute myocardial infarction with NSAIDs in real world use: bayesian meta-analysis of individual patient data.

🔗 PubMed:PMID: 28487435

【背景】

非ステロイド性消炎鎮痛薬(NSAIDs)は広く処方されていますが、急性心筋梗塞(AMI)リスクとの関連については、その決定因子、時間経過、リスクの程度が不明確でした。本研究は、実臨床データを用いてこの関連性を詳細に解明することを目的としました。

【結果】

44万6763人のコホート分析の結果、NSAIDs服用は1週間、1ヶ月、1ヶ月以上いずれの期間でもAMIリスク増加と関連しました。服用1~7日間では、イブプロフェンでオッズ比1.48(95%信用区間1.00-2.26)、ジクロフェナクで1.50(1.06-2.04)、ナプロキセンで1.53(1.07-2.33)でした。リスクは服用開始後1ヶ月以内と高用量で最大でした。

【臨床へのインパクト】

ナプロキセンを含む全てのNSAIDsがAMIリスク増加と関連することが示されました。特に服用開始後1ヶ月以内、高用量でリスクが高いことから、NSAIDs処方時には、特に心血管リスクのある患者に対しては、服用期間と用量に注意を払い、可能な限り短期間・少量での使用を検討する必要があるでしょう。セレコキシブのリスクは従来のNSAIDsと同程度で、ロフェコキシブより低いことも示唆されました。

本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

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