中等症から重症の潰瘍性大腸炎に対するトファシチニブの導入・維持療法効果
【背景】
潰瘍性大腸炎に対する経口ヤヌスキナーゼ阻害薬トファシチニブは、第2相試験で導入療法としての有効性が示唆された。本研究は、導入および維持療法としてのトファシチニブの有効性をさらに評価した。
【結果】
導入療法では、トファシチニブ群の8週時寛解率は18.5%と16.6%で、プラセボ群の8.2%と3.6%より有意に高かった(P=0.007、P<0.001)。維持療法では、52週時寛解率はトファシチニブ5mg群34.3%、10mg群40.6%で、プラセボ群11.1%より有意に高かった(いずれもP<0.001)。
【臨床へのインパクト】
既存治療で効果不十分な中等症から重症の潰瘍性大腸炎患者に対し、トファシチニブは経口薬として導入・維持療法ともに有効な選択肢となりうる。感染症や帯状疱疹、非黒色腫皮膚がん、心血管イベント、脂質上昇のリスクを考慮し、患者選択とモニタリングが重要となる。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。
