過去の最大BMIが死亡リスクと関連、単一時点のBMI評価では見落としも

📚 掲載誌:Ann Intern Med | 掲載日:2017-05-02 | DOI:10.7326/M16-1390

📄 原題:Weight History and All-Cause and Cause-Specific Mortality in Three Prospective Cohort Studies.

🔗 PubMed:PMID: 28384755

【背景】

BMIと死亡率の関係は議論の的ですが、単一時点のBMI測定では、病気による体重減少など逆因果が影響する可能性があります。本研究は、過去16年間の体重歴における最大BMIと死亡率の関係を調査しました。

【結果】

過去16年間で最も高かった最大BMIが過体重(25.0~29.9)であった場合、全死亡リスクは1.06倍(95%CI 1.03-1.08)、肥満I度(30.0~34.9)で1.24倍(95%CI 1.20-1.29)、肥満II度以上(35.0以上)で1.73倍(95%CI 1.66-1.80)と、有意に増加しました。

【臨床へのインパクト】

単一時点のBMI測定では過体重が死亡率と逆相関する「肥満パラドックス」が報告されていましたが、本研究は過去の最大BMIを考慮することで、過体重や肥満が死亡リスクを増加させるという本来の関係性を明らかにしました。これにより、患者の体重歴を詳細に把握し、過去の最大BMIも考慮した体重管理指導の重要性が高まる可能性があります。

本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

上部へスクロール