便潜血陽性後の大腸内視鏡検査、10ヶ月超の遅延で大腸がん・進行がんのリスク上昇
【背景】
便潜血検査(FIT)は広く大腸がん検診に用いられるが、陽性後の大腸内視鏡検査までの期間は様々。この遅延が大腸がんの発生や進行に影響する可能性が懸念されていた。
【結果】
便潜血陽性患者70,124人を対象とした研究で、内視鏡検査が8〜30日以内と比較し、10〜12ヶ月の遅延で大腸がんのリスクが1.48倍(95%CI, 1.05-2.08)、進行がんのリスクが1.97倍(95%CI, 1.14-3.42)に有意に上昇した。12ヶ月超の遅延ではさらにリスクが高まった。
【臨床へのインパクト】
便潜血検査陽性患者に対し、大腸内視鏡検査を10ヶ月以内に実施する必要性が示唆される。特に、10ヶ月以上の遅延は、大腸がんの発見遅れや進行がんのリスク増加につながる可能性があり、検査体制や患者への受診勧奨の強化が求められる。この関連が因果関係であるかのさらなる検討が必要である。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。
