急性咽頭痛成人へのデキサメタゾン単回投与、24時間では無効だが48時間で症状改善

📚 掲載誌:JAMA | 掲載日:2017-04-18 | DOI:10.1001/jama.2017.3417

📄 原題:Effect of Oral Dexamethasone Without Immediate Antibiotics vs Placebo on Acute Sore Throat in Adults: A Randomized Clinical Trial.

🔗 PubMed:PMID: 28418482

【背景】

急性咽頭痛はプライマリケアで多く、不適切な抗菌薬処方につながりやすい。ステロイドは抗菌薬を使わない対症療法として有効か、その臨床的有効性を評価した。

【結果】

急性咽頭痛成人565例を対象に、デキサメタゾン10mg単回投与群とプラセボ群を比較した。24時間時点での症状完全消失は、デキサメタゾン群22.6%に対しプラセボ群17.7%で有意差なし(リスク差4.7%、95%CI -1.8%〜11.2%)。しかし48時間時点では、デキサメタゾン群35.4%に対しプラセボ群27.1%で有意な差を認めた(リスク差8.7%、95%CI 1.2%〜16.2%)。

【臨床へのインパクト】

急性咽頭痛で抗菌薬が不要な成人に対し、経口デキサメタゾン単回投与は24時間時点での症状改善には寄与しないが、48時間時点では症状の完全消失を促進する可能性がある。抗菌薬の不適切な処方を減らす代替治療として、症状が遷延する患者への選択肢となりうる。しかし、他の副次評価項目に有意差はなく、その効果の大きさや臨床的意義については慎重な検討が必要だ。

本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

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