妊娠中の抗うつ薬使用と子どもの自閉スペクトラム症、関連なし
【背景】
妊娠中のセロトニン作動性抗うつ薬曝露が子どもの自閉スペクトラム症リスクを高めるという先行研究があったが、交絡因子の影響が指摘されていた。本研究は、この関連性を再評価することを目的とした。
【結果】
35,906人の単胎出生児を対象とした。抗うつ薬曝露群と非曝露群の比較では、調整ハザード比1.59(95%CI, 1.17-2.17)と関連が示唆された。しかし、高次元傾向スコアを用いた逆確率重み付け法や、曝露児と非曝露兄弟の比較では、統計的に有意な関連は認められなかった。
【臨床へのインパクト】
本研究は、妊娠中のセロトニン作動性抗うつ薬使用と子どもの自閉スペクトラム症との間に直接的な因果関係はない可能性を示唆する。これまでの関連は、他の交絡因子で説明できる可能性があるため、妊娠中の抗うつ薬使用を検討する際の患者指導において、過度な不安を煽る必要はないかもしれない。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。
