多発性骨髄腫、RVD併用療法に自家移植追加で無増悪生存延長、全生存は同等
【背景】
65歳以下の新規診断多発性骨髄腫では、自家造血幹細胞移植を伴う大量化学療法が標準治療でした。しかし、レナリドミド、ボルテゾミブ、デキサメタゾン(RVD)併用療法の有望なデータが出現し、移植の役割と最適なタイミングが疑問視されていました。
【結果】
移植群はRVD単独群に比べ、無増悪生存期間が有意に延長しました(中央値50ヶ月 vs 36ヶ月、調整ハザード比0.65、P<0.001)。完全奏効割合(59% vs 48%、P=0.03)および微小残存病変陰性割合(79% vs 65%、P<0.001)も移植群で高値でした。ただし、4年全生存割合は両群で有意差なし(81% vs 82%)。
【臨床へのインパクト】
RVD療法に自家移植を追加することで、無増悪生存期間の延長と深い奏効が得られることが示されました。一方で、全生存期間に差がないため、移植に伴うグレード3/4の好中球減少(92% vs 47%)や消化器障害(28% vs 7%)、感染症(20% vs 9%)などの有害事象増加を考慮し、患者個々のリスクとベネフィットを慎重に評価した上で治療方針を決定する必要があるでしょう。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。
