メトトレキサート不応の関節リウマチ患者にバリシチニブは有効か、プラセボ・アダリムマブと比較
【背景】
関節リウマチ治療薬バリシチニブは、JAK1/2を阻害する経口薬であり、臨床的有用性が期待されている。メトトレキサート(MTX)で効果不十分な活動性関節リウマチ患者に対するバリシチニブの有効性と安全性を評価するため、第3相試験が実施された。
【結果】
バリシチニブ群はプラセボ群と比較し、12週時点のACR20達成率が有意に高かった(70% vs 40%, P<0.001)。また、バリシチニブ群はアダリムマブ群と比較してもACR20達成率が高かった(70% vs 61%, P=0.014)。24週時点の関節破壊進行抑制効果もバリシチニブ群で有意に認められた(mTSS変化量 0.41 vs 0.90, P<0.001)。
【臨床へのインパクト】
MTX不応の関節リウマチ患者に対し、バリシチニブはプラセボおよびアダリムマブと比較して、臨床症状の改善と関節破壊の進行抑制において優れていることが示唆された。この結果は、MTX不応の関節リウマチ患者に対する新たな経口治療選択肢としてバリシチニブの導入を検討する根拠となりうる。ただし、感染症、好中球減少、クレアチニン・LDLコレステロール上昇などの副作用にも留意が必要である。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。
