新規多発性骨髄腫、自家移植非適応例へのVRd療法はRd療法より無増悪生存と全生存を改善

📚 掲載誌:Lancet | 掲載日:2017-02-04 | DOI:10.1016/S0140-6736(16)31594-X

📄 原題:Bortezomib with lenalidomide and dexamethasone versus lenalidomide and dexamethasone alone in patients with newly diagnosed myeloma without intent for immediate autologous stem-cell transplant (SWOG S0777): a randomised, open-label, phase 3 trial.

🔗 PubMed:PMID: 28017406

【背景】

新規多発性骨髄腫の標準治療はレナリドミド+デキサメタゾン(Rd)である。プロテアソーム阻害薬ボルテゾミブ(V)をRdに加えるVRd療法が有効性を示す報告があったため、自家移植非適応の新規多発性骨髄腫患者におけるVRd療法の有効性と安全性を検証した。

【結果】

VRd群の無増悪生存期間中央値は43ヶ月、Rd群は30ヶ月であり、VRd群で有意に延長した(HR 0.712, 96% CI 0.56-0.906, p=0.0018)。全生存期間中央値もVRd群75ヶ月、Rd群64ヶ月とVRd群で有意に延長した(HR 0.709, 95% CI 0.524-0.959, p=0.025)。

【臨床へのインパクト】

新規多発性骨髄腫で自家移植非適応の患者において、VRd療法は従来のRd療法と比較して、無増悪生存期間および全生存期間を有意に延長することが示された。グレード3以上の有害事象はVRd群で高かったものの、VRd療法は許容可能なリスク・ベネフィットプロファイルを有しており、今後の治療選択肢として考慮される可能性がある。

本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

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