70代の高齢者における大腸内視鏡スクリーニングの有効性と安全性
【背景】
大腸内視鏡スクリーニングのRCTは不足しており、75歳以上を対象とした試験は進行中ではない。しかし、米国メディケアでは年齢上限なく費用が償還されており、70代高齢者の有効性と安全性が不明であった。
【結果】
70~74歳ではスクリーニングにより8年間の大腸がんリスクが0.42%減少(95%CI -0.24%~-0.63%)。75~79歳では0.14%減少(95%CI -0.41%~0.16%)と効果は小さかった。有害事象の30日超過リスクは70~74歳で1000人あたり5.6件、75~79歳で10.3件だった。
【臨床へのインパクト】
70~74歳では大腸がん予防にわずかながら利益がある可能性が示唆された。75歳以上では利益がさらに小さくなる一方、有害事象リスクは増加する傾向にあるため、高齢者への大腸内視鏡スクリーニングの適応は年齢だけでなく、個々の患者の併存疾患や全身状態を考慮した慎重な判断が求められるだろう。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。
