閉経後HR陽性進行乳癌の初回治療、フルベストラントはアナストロゾールよりPFSを延長

📚 掲載誌:Lancet | 掲載日:2016-12-17 | DOI:10.1016/S0140-6736(16)32389-3

📄 原題:Fulvestrant 500 mg versus anastrozole 1 mg for hormone receptor-positive advanced breast cancer (FALCON): an international, randomised, double-blind, phase 3 trial.

🔗 PubMed:PMID: 27908454

【背景】

ホルモン受容体陽性の進行乳癌に対する初回治療として、アロマターゼ阻害薬が標準治療です。本研究は、選択的エストロゲン受容体分解薬であるフルベストラントが、未治療の閉経後患者においてアナストロゾールと比較して無増悪生存期間を改善するかを検証しました。

【結果】

フルベストラント群はアナストロゾール群と比較して、無増悪生存期間が有意に延長しました(ハザード比0.797、95%CI 0.637-0.999、p=0.0486)。無増悪生存期間の中央値は、フルベストラント群で16.6ヶ月、アナストロゾール群で13.8ヶ月でした。

【臨床へのインパクト】

本研究結果は、ホルモン受容体陽性の進行乳癌で内分泌療法未治療の閉経後患者において、フルベストラントが初回治療の選択肢として、第三世代アロマターゼ阻害薬であるアナストロゾールよりも優れた有効性を持つことを示唆しています。これにより、日本の臨床現場において、初回治療の薬剤選択に影響を与え、フルベストラントが新たな標準治療として考慮される可能性があります。

本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

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