冠動脈バイパス術、オフポンプとオンポンプの5年成績に差なし

📚 掲載誌:N Engl J Med | 掲載日:2016-12-15 | DOI:10.1056/NEJMoa1601564

📄 原題:Five-Year Outcomes after Off-Pump or On-Pump Coronary-Artery Bypass Grafting.

🔗 PubMed:PMID: 27771985

【背景】

冠動脈バイパス術(CABG)において、心停止を伴わないオフポンプCABGと心肺バイパスを用いるオンポンプCABGの短期成績(30日および1年)には差がないことが報告されていた。本研究は、この両術式の長期成績(5年)を比較することを目的とした。

【結果】

4752名の患者を対象とした5年追跡調査の結果、死亡、脳卒中、心筋梗塞、腎不全、または再血行再建の複合アウトカム発生率は、オフポンプ群23.1%、オンポンプ群23.6%と有意差はなかった(ハザード比0.98、95%CI 0.87-1.10、P=0.72)。再血行再建率も有意差はなかった。

【臨床へのインパクト】

冠動脈バイパス術において、オフポンプCABGとオンポンプCABGの5年間の主要な臨床アウトカム(死亡、脳卒中、心筋梗塞、腎不全、再血行再建)および費用、QOLに有意な差がないことが示された。これにより、術式の選択は患者の状態や術者の経験、施設の設備などに基づき、より柔軟に行える可能性が示唆される。

本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

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