9価HPVワクチン、9-14歳への2回接種は16-26歳への3回接種に劣らず
【背景】
HPV感染は癌や尖圭コンジローマの原因となる。9価HPVワクチンは7種類の高リスク型HPVと2種類の尖圭コンジローマ原因型に有効だが、接種回数が多い。小児への2回接種が成人への3回接種と同等の免疫原性を示すか不明だった。
【結果】
9-14歳の男女における9価HPVワクチン2回接種(6ヶ月または12ヶ月間隔)後のHPV型特異的抗体反応は、16-26歳の女性における3回接種後の抗体反応に対し、いずれのHPV型においても非劣性を示した(P<.001)。抗体幾何平均力価比の97.5%CI下限は1.36~5.36と、3回接種群より高い値を示した。
【臨床へのインパクト】
本研究は、9-14歳の小児に対して9価HPVワクチンを2回接種することで、従来の3回接種と同等以上の免疫原性が得られる可能性を示唆する。これにより、接種回数削減による負担軽減や接種率向上が期待され、将来的に日本のHPVワクチン接種プログラムの見直しにつながる可能性がある。ただし、長期的な抗体持続性や臨床的有効性の評価が今後の課題となる。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。
