研修医のローテーション交代と入院患者の死亡率の関連、責任時間規制後の影響も検証
【背景】
研修医のシフト交代時の患者引き継ぎは有害事象との関連が指摘されてきたが、ローテーション終了に伴う患者引き継ぎ(end-of-rotation transition)と有害事象の関連は不明だった。本研究は、この関連性を検証した。
【結果】
入院患者230,701人のうち、研修医のみの引き継ぎ群と研修医・指導医両方の引き継ぎ群で、引き継ぎなしの対照群と比較して院内死亡率が有意に高かった(研修医のみの群:3.5% vs 2.0%, オッズ比 1.12 [95% CI, 1.03-1.21])。30日および90日死亡率は全ての引き継ぎ群で対照群より高かった。
【臨床へのインパクト】
研修医のローテーション交代に伴う患者引き継ぎは、入院患者の院内死亡率上昇と関連する可能性が示唆された。特に、研修医の勤務時間規制導入後にこの関連性が強まる傾向が見られ、引き継ぎ時の情報共有の質向上や、引き継ぎ後の患者モニタリング強化など、安全対策の再検討が日本の臨床現場でも必要となるかもしれない。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。
