動脈硬化性心血管疾患の予測式、PCEsはリスクを過大評価する傾向あり
【背景】
2013年発表のACC/AHAガイドラインで導入された動脈硬化性心血管疾患(ASCVD)の新しいリスク予測式(PCEs)は、脳卒中と冠動脈疾患を含む。このPCEsは、ガイドライン開発時のコホートよりも新しいコホートで検証された際、観察されたリスクを過大評価する傾向が指摘されていた。本レビューは、その検証結果をまとめる。
【結果】
PCEsの外部検証は米国および欧州の15研究で行われた。これらの研究のほとんどは、ガイドライン開発時よりも新しいコホートを使用していた。その結果、ほぼ全ての外部検証コホートにおいて、PCEsは観察されたASCVDリスクを過大評価する傾向が認められた。具体的な数値は示されていないが、一貫した過大評価が確認された。
【臨床へのインパクト】
PCEsは、日本の臨床現場でASCVDリスク評価に利用される可能性があるが、本レビューの結果は、PCEsが実際の患者リスクを過大評価する可能性を示唆している。これにより、不必要な介入や治療が推奨されるリスクがある。将来的なPCEsの再調整(recalibration)プロセスにおいて、この過大評価の傾向が考慮されることで、より正確なリスク予測に基づいた診療が可能となる。日本のガイドライン策定においても、この知見は重要となるだろう。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。
