生体吸収性ポリマーDESは急性冠症候群を含む全例で耐久性ポリマーDESに劣らず、1年時点の安全性・有効性は同等
【背景】
冠動脈疾患患者への耐久性ポリマーDES留置後、ポリマーが体内に残存し続けることが動脈治癒を遅らせる可能性が指摘されている。そこで、ポリマーが吸収された後にベアメタルステントのみが残る、新しい極薄ストラット生体吸収性ポリマーDESの長期成績改善効果が期待されていた。
【結果】
3514例を対象とした本試験では、エベロリムス溶出型DES群、シロリムス溶出型DES群、ゾタロリムス溶出型DES群のいずれも12ヶ月の主要評価項目(心臓死、標的血管関連心筋梗塞、標的血管血行再建の複合)発生率は5%で、生体吸収性ポリマーDESの耐久性ポリマーDESに対する非劣性が確認された(絶対リスク差 -0.7%、95%CI -2.4〜1.1)。
【臨床へのインパクト】
本研究は、極薄ストラット生体吸収性ポリマーDES(エベロリムス溶出型またはシロリムス溶出型)が、急性冠症候群患者を多く含む全例において、耐久性ポリマーDES(ゾタロリムス溶出型)に対し1年時点の安全性および有効性で非劣性であることを示した。これは、これらの生体吸収性ポリマーDESが、長期的な臨床的利益を評価する上での前提条件を満たしたことを意味し、将来のDES選択肢を広げる可能性を示唆する。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。
