中等度から重症のクローン病患者に対するウステキヌマブの導入・維持療法効果

📚 掲載誌:N Engl J Med | 掲載日:2016-11-17 | DOI:10.1056/NEJMoa1602773

📄 原題:Ustekinumab as Induction and Maintenance Therapy for Crohn's Disease.

🔗 PubMed:PMID: 27959607

【背景】

クローン病治療において、既存治療に効果不十分または副作用で継続困難な患者に対する新たな治療選択肢が求められていました。本研究は、IL-12/23p40を標的とするウステキヌマブの有効性と安全性を評価しました。

【結果】

導入療法では、既存TNFα阻害薬不応・不耐患者を含む集団で、ウステキヌマブ静注群の6週時点の臨床反応率はプラセボ群より有意に高く(33.7-34.3% vs 21.5%、P≤0.003)、維持療法では、ウステキヌマブ維持群の44週時点の寛解率はプラセボ群より有意に高かった(48.8-53.1% vs 35.9%、P=0.005, P=0.04)。

【臨床へのインパクト】

本研究は、中等度から重症のクローン病患者において、ウステキヌマブが導入療法および維持療法として有効であることを示しました。特に既存治療に抵抗性を示す患者群でも有効性が確認されたことは、難治性クローン病に対する新たな治療選択肢として、本邦の臨床現場での処方拡大に繋がる可能性が高いと考えられます。

本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

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