CD4高値の妊婦HIV感染予防、ARTは母子伝播抑制も有害事象増

📚 掲載誌:N Engl J Med | 掲載日:2016-11-03 | DOI:10.1056/NEJMoa1511691

📄 原題:Benefits and Risks of Antiretroviral Therapy for Perinatal HIV Prevention.

🔗 PubMed:PMID: 27806243

【背景】

CD4高値のHIV感染妊婦における母子感染予防のため、従来のジドブジン単独療法と比較して、抗レトロウイルス療法(ART)の有効性と安全性に関するランダム化比較試験データは不足していた。

【結果】

ART群はジドブジン単独群と比較して、乳児のHIV伝播率が有意に低かった(0.5% vs 1.8%、差 -1.3%ポイント、95%CI -2.1~-0.4)。しかし、ART群では母体および新生児の有害事象、低出生体重児、早産のリスクが有意に高かった。

【臨床へのインパクト】

CD4高値のHIV感染妊婦に対するART導入は、乳児へのHIV伝播抑制に有効であるものの、母体および新生児への有害事象が増加するリスクがあることが示唆された。特にジドブジンベースARTでは低出生体重児や早産が増加し、テノホビルベースARTでは超早産や早期乳児死亡が増加する可能性があり、治療選択には慎重な検討が求められる。

本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

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