世界47カ国における心房細動患者の1年後死亡・脳卒中発生率、地域差と死因
【背景】
心房細動は世界的に重要な疾患だが、北米・欧州以外の地域やプライマリケア設定での長期予後データは不足していた。本研究は、救急受診した心房細動患者の1年後死亡・脳卒中発生率を多国籍コホートで評価した。
【結果】
15,400人の患者を登録し、1年後追跡で11%が死亡、4%が脳卒中を発症した。心房細動が二次診断の場合、死亡率(16%)は一次診断(6%)より高かった。南米・アフリカの死亡率は北米・西欧・豪州の約2倍(17-20% vs 10%)で、心不全が最多死因(30%)だった。
【臨床へのインパクト】
心房細動患者の死亡率・脳卒中発生率には地域差が大きく、特に心不全による死亡が多いことが示された。日本の臨床現場でも、心房細動患者における心不全の予防と管理を優先事項とすることで、予後改善に繋がる可能性がある。地域特性を考慮した診療の重要性も示唆される。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。
