小児がん生存者の長期死亡率、治療進歩で減少、高齢期は循環器疾患に注意

📚 掲載誌:BMJ | 掲載日:2016-09-01 | DOI:10.1136/bmj.i4351

📄 原題:Long term cause specific mortality among 34 489 five year survivors of childhood cancer in Great Britain: population based cohort study.

🔗 PubMed:PMID: 27586237

【背景】

小児がん治療は進歩したが、治療関連の晩期合併症による死亡リスクが懸念される。現代の治療法が、小児がん生存者の悪性腫瘍および非悪性腫瘍による死亡リスクを全体として増減させるのかを明らかにするため、本研究が実施された。

【結果】

全体で4475例の死亡が観察され、一般人口の9.1倍(95%CI 8.9-9.4)であり、10,000人年あたり64.2例(95%CI 62.1-66.3)の過剰死亡に相当した。過剰死亡数は最近の治療群で減少し、1990-2006年治療群の過剰死亡数は1970年以前治療群の30%であった。60歳以上の生存者では、過剰死亡の37%が循環器疾患、31%が二次がんによるものだった。

【臨床へのインパクト】

小児がん生存者の過剰死亡は、治療法の進歩により減少していることが示された。特に60歳以上の生存者では、二次がんよりも循環器疾患が過剰死亡の主要因となっている。この知見は、高齢の小児がん生存者に対するエビデンスに基づいたサーベイランスにおいて、循環器疾患の予防と管理を重視する必要があることを示唆している。診療ガイドラインや定期検診の項目を見直すきっかけとなるだろう。

本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

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