PCSK9阻害薬の費用対効果:家族性高コレステロール血症と動脈硬化性心血管疾患患者における米国医療費への影響
【背景】
PCSK9阻害薬はヘテロ接合型家族性高コレステロール血症(FH)や動脈硬化性心血管疾患(ASCVD)患者のLDL-C低下薬として承認され、広範なASCVD予防効果が期待されています。しかし、その長期的な費用対効果と医療費全体への影響は不明でした。
【結果】
PCSK9阻害薬をスタチンに追加した場合、FH患者では1QALYあたり50万3000ドル、ASCVD患者では1QALYあたり41万4000ドルと推定されました。これは一般的な費用対効果の閾値を超えており、年間薬剤費を4536ドル以下に削減する必要があることが示唆されました。
【臨床へのインパクト】
2015年時点の価格では、PCSK9阻害薬は費用対効果の閾値を満たさず、米国医療費を大幅に増加させると推定されました。日本においても、高額な薬剤費が導入時の障壁となる可能性があり、費用対効果を考慮した薬剤選択や価格設定の議論が必要となるでしょう。スタチン未治療の高リスク患者へのスタチン導入が医療費削減に寄与する可能性も示唆されました。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。
