身体活動量と主要5疾患リスクの関連を定量化:推奨基準数倍でリスク大幅減
【背景】
身体活動が生活習慣病予防に重要とされますが、具体的な活動量と疾患リスクの用量反応関係は不明確でした。本研究は、乳がん、大腸がん、糖尿病、虚血性心疾患、虚血性脳卒中の5疾患について、総身体活動量とリスクの関連を体系的に評価しました。
【結果】
総身体活動量が多いほど全疾患のリスクは有意に低下し、特に低活動レベルで大きな効果が見られました。例えば、推奨最低レベル(600 MET分/週)で糖尿病リスクは2%低下し、3600 MET分/週への増加でさらに19%低下しました。高活動群(≧8000 MET分/週)では、乳がん14%、大腸がん21%、糖尿病28%、虚血性心疾患25%、虚血性脳卒中26%のリスク減少が認められました。
【臨床へのインパクト】
本研究は、現在の推奨活動量よりも数倍高いレベルの身体活動が、主要な生活習慣病の予防に大きく寄与することを示唆します。患者指導において、最低限の活動量達成だけでなく、可能であればさらに活動量を増やすことで、より大きな健康効果が期待できることを伝える根拠となり得るでしょう。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。
