米国成人における食習慣の13年間変化、全粒穀物とナッツ摂取増、所得格差は改善せず
【背景】
米国での食習慣トレンド研究は、主要栄養素や一部の食品に限定されがちだった。複数の食品や栄養素を含む包括的な食事の質と、社会経済的格差のトレンドを把握し、食事改善の課題と機会を特定することが重要とされた。
【結果】
米国成人全体の食事の質は改善傾向にあった。AHA一次食スコア(最大50点)は19.0点から21.2点(11.6%改善)に向上。全粒穀物摂取は0.43食/日(95%CI 0.34-0.53)、ナッツ・種子摂取は0.25食/日(95%CI 0.18-0.34)増加し、加糖飲料摂取は0.49食/日(95%CI 0.28-0.70)減少した。一方、人種・民族、教育、所得による格差は改善せず、一部では悪化の兆候もみられた。
【臨床へのインパクト】
米国では全粒穀物やナッツの摂取増加、加糖飲料の減少が食事の質改善に寄与したことが示唆される。日本の臨床現場においても、同様の食習慣改善指導が有効である可能性を考えるきっかけとなる。ただし、人種・民族、教育、所得による食事の質の格差が改善していない点は、個々の患者背景に応じたきめ細やかな栄養指導の重要性を示唆する。特に、経済的困難を抱える患者への介入方法を検討する必要があるかもしれない。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。
