全粒穀物摂取は心血管疾患・がん・全死亡リスクを低減、BMJの用量反応メタ解析
【背景】
全粒穀物の摂取と慢性疾患や死亡リスクとの関連は示唆されていましたが、その用量反応関係や特定の穀物の影響については不明瞭でした。本研究は、全粒穀物摂取と心血管疾患、がん、および全死亡・特定原因死亡のリスクとの関連を定量的に評価することを目的としました。
【結果】
全粒穀物摂取量が90g/日増加するごとに、冠動脈性心疾患リスクは19%低下(RR 0.81, 95%CI 0.75-0.87)、心血管疾患リスクは22%低下(RR 0.78, 95%CI 0.73-0.85)、全がん死亡リスクは15%低下(RR 0.85, 95%CI 0.80-0.91)、全死亡リスクは17%低下(RR 0.83, 95%CI 0.77-0.90)しました。多くの疾患で210-225g/日(7-7.5サービング/日)までリスク低減が認められました。
【臨床へのインパクト】
本研究は、全粒穀物の摂取が冠動脈性心疾患、心血管疾患、全がん、および全死亡、呼吸器疾患、感染症、糖尿病など様々な原因による死亡リスクを低減することを示す強力なエビデンスを提供します。この結果は、慢性疾患と早世のリスクを減らすために、全粒穀物の摂取量を増やすよう推奨する現在の食事ガイドラインを支持するものです。日本の臨床現場でも、患者への食事指導において、全粒穀物の積極的な摂取を推奨する根拠となり得ます。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。
