近位深部静脈血栓症後の弾性ストッキング、1年中止は2年継続に劣らないか
【背景】
近位深部静脈血栓症(DVT)後の弾性ストッキング(ECS)による血栓後症候群(PTS)予防は一般的ですが、至適装着期間は不明です。1年で中止しても2年継続と同等の効果が得られるか、検証する臨床的意義がありました。
【結果】
DVT発症1年後PTS非発症患者を対象に、ECS中止群と継続群を比較。2年時点のPTS発症率は中止群19.9%(95%CI 16-24%)、継続群13.0%(95%CI 9.9-17%)でした。両群の差は6.9%(95%CI上限12.3%)で、非劣性マージン10%を超え、非劣性は示されませんでした。
【臨床へのインパクト】
本研究結果は、近位DVT後1年間ECSを遵守した患者においても、ECSを2年間継続する方がPTS予防に優れる可能性を示唆します。現状で1年間のECS装着を推奨している施設では、装着期間を2年に延長することを検討する根拠となり得ます。患者指導の際にも、安易な1年での中止を推奨しないよう留意が必要です。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。
