中等度リスクの心血管疾患未発症者にロスバスタチンは心血管イベントを抑制する
【背景】
スタチンは心血管イベント抑制効果が示されているが、これまでの試験は高脂血症や炎症マーカー高値の白人が中心だった。心血管疾患のない中等度リスクの多様な人種集団にスタチンが有効かは不明だった。
【結果】
ロスバスタチン群はプラセボ群と比較し、LDL-Cが平均26.5%低下した。主要複合アウトカム(心血管死、非致死性心筋梗塞、非致死性脳卒中)はロスバスタチン群で3.7%に対しプラセボ群で4.8%と有意に低かった(ハザード比0.76、95%CI 0.64-0.91、P=0.002)。
【臨床へのインパクト】
心血管疾患既往のない中等度リスク患者に対して、ロスバスタチン10mg/日の投与が心血管イベント抑制に有効であることが示された。人種や民族に関わらず効果が確認されたため、日本人を含む多様な患者背景を持つ集団へのスタチン治療の適用拡大を検討する根拠となりうる。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。
