中等度リスクの心血管疾患未発症者に対するスタチンと降圧薬の併用療法、心血管イベント抑制効果を検証

📚 掲載誌:N Engl J Med | 掲載日:2016-05-26 | DOI:10.1056/NEJMoa1600177

📄 原題:Blood-Pressure and Cholesterol Lowering in Persons without Cardiovascular Disease.

🔗 PubMed:PMID: 27039945

【背景】

高血圧と高LDLコレステロールは心血管疾患リスクを上昇させるため、両者を同時に低下させることでイベントを大幅に減らせる可能性があります。本研究は、心血管疾患のない中等度リスク患者において、スタチンと降圧薬の併用が心血管イベントを抑制するか検証しました。

【結果】

併用療法群ではLDLコレステロールが33.7 mg/dL、収縮期血圧が6.2 mmHgそれぞれより低下しました。主要複合心血管イベント(心血管死、非致死性心筋梗塞、非致死性脳卒中)は、併用療法群で3.6%、プラセボ群で5.0%発生し、併用療法群で有意に低減しました(ハザード比0.71、95%CI 0.56-0.90、P=0.005)。

【臨床へのインパクト】

心血管疾患のない中等度リスク患者に対し、ロズバスタチン、カンデサルタン、ヒドロクロロチアジドの併用療法は、心血管イベント抑制に有効であることが示されました。これにより、日本のプライマリケアにおいて、高血圧と脂質異常症を併せ持つ患者への早期からの積極的な併用療法が、心血管イベント予防の新たな選択肢となる可能性が考えられます。

本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

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