既治療転移性膵癌、RAS阻害薬ダラクソンラシブが化学療法を凌駕し生存期間を大幅延長
【背景】
既治療の転移性膵管腺癌(mPDAC)に対する治療選択肢は限られており、予後不良が課題である。PDACの90%以上でRAS経路の異常活性化が認められるため、RASを標的とした新規治療薬が求められていた。
【結果】
RAS G12変異患者群において、ダラクソンラシブ群の全生存期間中央値は13.2ヶ月、化学療法群は6.6ヶ月であり、ハザード比は0.40(P<0.001)であった。無増悪生存期間中央値はダラクソンラシブ群で7.3ヶ月、化学療法群で3.5ヶ月であり、ハザード比は0.45(P<0.001)であった。
【臨床へのインパクト】
既治療の転移性膵癌患者に対し、ダラクソンラシブが従来の化学療法と比較して全生存期間および無増悪生存期間を有意に延長することが示された。RAS変異の有無にかかわらず効果が認められたことから、今後の治療選択肢として有力となる可能性がある。特にRAS G12変異を有する患者では治療効果が顕著であり、遺伝子検査の重要性がさらに高まるだろう。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

