多発性骨髄腫1-3次治療のテクリスタマブ、PFSとOSを有意に改善、感染症に注意
【背景】
既存治療に抵抗性の多発性骨髄腫において、早期ラインでのBCMA/CD3二重特異性抗体テクリスタマブ単剤療法の有効性は不明でした。本研究は、1〜3次治療後の再発・難治性多発性骨髄腫患者に対するテクリスタマブの有効性と安全性を検証しました。
【結果】
テクリスタマブ群は対照群(ポマリドミド・ボルテゾミブ・デキサメタゾンまたはカルフィルゾミブ・デキサメタゾン)と比較し、PFS(18か月推定PFS 69.8% vs 26.9%、HR 0.29、95%CI 0.23-0.38)およびOS(18か月推定OS 79.2% vs 68.6%、HR 0.60、95%CI 0.43-0.83)を有意に改善しました。Grade 3/4の感染症はテクリスタマブ群で41.6%と高頻度でした。
【臨床へのインパクト】
1〜3次治療後の再発・難治性多発性骨髄腫患者において、テクリスタマブは既存治療を上回るPFSとOSの改善を示しました。この結果は、早期ラインでのテクリスタマブ導入を検討する根拠となります。ただし、Grade 3/4の感染症が4割以上に認められたため、導入時には感染症予防と厳重なモニタリングが不可欠であり、診療フローへの影響が想定されます。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

