HER2陽性胃食道腺癌に対しザニダタマブ併用療法は無増悪生存期間を延長
【背景】
HER2陽性胃食道腺癌の一次治療において、デュアルHER2抗体ザニダタマブと化学療法、さらにPD-1抗体チスレリズマブの併用療法は、第2相試験で有望な成績を示していました。本研究では、標準治療に対する優越性を検証しました。
【結果】
ザニダタマブ+チスレリズマブ+化学療法群(中央値12.4ヶ月)およびザニダタマブ+化学療法群(中央値12.4ヶ月)は、トラスツズマブ+化学療法群(中央値8.1ヶ月)と比較して、無増悪生存期間が有意に延長しました(ハザード比0.63、95%CI 0.51-0.78、P<0.001)。全生存期間はザニダタマブ+チスレリズマブ+化学療法群で有意に延長しました(中央値26.4ヶ月 vs 19.2ヶ月、ハザード比0.72、95%CI 0.57-0.90、P=0.004)。
【臨床へのインパクト】
HER2陽性進行胃食道腺癌の一次治療において、ザニダタマブをベースとしたレジメンは、トラスツズマブをベースとした標準治療よりも無増悪生存期間を延長する可能性が示唆されました。特にザニダタマブとチスレリズマブの併用は全生存期間も延長しており、今後の治療選択肢に加わる可能性があります。主な有害事象は下痢で、頻度増加に注意が必要です。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

