冠微小血管機能障害は冠動脈造影患者に多く、心血管イベントリスクを上昇させる
【背景】
冠微小血管機能障害(CMD)は心外膜冠動脈疾患(CAD)と併存し、その頻度や予後に関するデータは不足していました。本研究は、侵襲的冠動脈造影(CAG)を受ける患者におけるCMDの有病率と予後を評価しました。
【結果】
CAGを受けた患者1003人中、CMDは閉塞性CAD患者の21.5%、非閉塞性CAD患者の9.3%に認められました。中央値1.9年の追跡で、CMD群は微小血管機能が保たれた群と比較し、主要複合エンドポイント(全死因死亡、心筋梗塞、再血行再建、心不全入院)のリスクが有意に高かった(ハザード比1.91、95%CI 1.22-2.99、p=0.0047)。
【臨床へのインパクト】
虚血性心疾患が疑われCAGを受ける患者において、CMDはCADと併存し、将来の心血管イベントリスク上昇と関連することが示されました。この結果は、CAG時にCMDの評価を積極的に行うことで、高リスク患者を特定し、より個別化された治療戦略や予後改善のための介入を検討する必要性を示唆する可能性があります。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

