IgA腎症患者に対するアトラセンタン、2.5年で腎機能低下を抑制
【背景】
IgA腎症患者において、選択的エンドセリンA受容体拮抗薬アトラセンタンが蛋白尿を減少させることは中間解析で示されていた。本研究では、アトラセンタンが2.5年間の治療で推算糸球体濾過量(eGFR)の低下を遅らせるか評価した。
【結果】
主要層では、アトラセンタン群のeGFR変化量は-7.5 mL/min/1.73 m2、プラセボ群は-9.9 mL/min/1.73 m2で、群間差は2.4 mL/min/1.73 m2(95%CI -0.1~4.8、p=0.057)だった。SGLT2阻害薬併用層では群間差9.1 mL/min/1.73 m2(95%CI 3.0~15.2)だった。
【臨床へのインパクト】
IgA腎症患者において、アトラセンタンは蛋白尿を減少させ、2.5年間の腎機能低下を抑制することが示唆された。SGLT2阻害薬との併用でも効果が認められており、既存治療に加えて腎保護効果を期待できる新たな治療選択肢となる可能性がある。忍容性も良好で、今後の診療ガイドラインに影響を与える可能性がある。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

