重症熱傷への高用量ビタミンC静注、死亡率と臓器機能不全を改善せず、有害可能性
【背景】
重症熱傷は全身性炎症を誘発し、多臓器不全や死亡につながる。高用量ビタミンC静注がこれらの影響を軽減する可能性が提唱されてきたが、熱傷患者における強力なエビデンスは不足していた。
【結果】
ビタミンC群では主要複合アウトカム(28日死亡率と持続性臓器機能不全)が40.8%に対しプラセボ群は29.7%であり、調整リスク比1.28(95%CI 0.99-1.65)と、有害性の閾値を超え早期中止となった。28日死亡率はビタミンC群15.0%に対しプラセボ群7.6%と有意に高かった(調整リスク比1.96、95%CI 1.32-2.90)。
【臨床へのインパクト】
重症熱傷患者に対する高用量ビタミンC静注は、28日死亡率と持続性臓器機能不全を減少させず、むしろ死亡率を増加させる可能性が示唆された。本結果は、熱傷治療における高用量ビタミンC静注の推奨を支持しないどころか、使用を避けるべきであるという強い警鐘を鳴らすものであり、今後の診療ガイドラインに影響を与える可能性がある。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

