院内心停止への炭酸水素ナトリウム投与、自発循環再開率や30日生存率に有意差なし
【背景】
院内心停止は予後不良で、炭酸水素ナトリウムは頻繁に投与されるが、臨床転帰への影響は不明だった。本研究は、院内心停止患者への炭酸水素ナトリウム投与が自発循環再開(ROSC)率を増加させるか検証した。
【結果】
炭酸水素ナトリウム群372例、プラセボ群407例で解析。持続性ROSCは炭酸水素ナトリウム群39%、プラセボ群37%(リスク比1.05、95%CI 0.88-1.24、P=0.62)で有意差なし。30日生存率や良好な神経学的転帰も有意差はなかった。
【臨床へのインパクト】
院内心停止患者への炭酸水素ナトリウムルーチン投与は、持続性ROSCの改善に寄与しないことが示唆された。本結果は、現行のガイドラインや臨床プラクティスを見直す根拠となる可能性があり、不必要な投与によるアルカローシスや高ナトリウム血症のリスクを避ける上で重要である。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

