高齢者の非心臓大手術における静脈麻酔と吸入麻酔、30日生存退院日数に差なし
【背景】
高齢者の非心臓大手術後には高い罹患率と医療利用が問題となる。全静脈麻酔(TIVA)と吸入麻酔のどちらが術後の回復と安全性に優れるかは不明であり、本研究で比較検討された。
【結果】
30日時点の生存退院日数は、TIVA群22.5日(SD 6.8日)に対し吸入麻酔群22.4日(SD 6.6日)で、両群間に有意差はなかった(発生率比 1.00; 95%CI 0.99-1.02; 調整P=0.68)。主要な術後合併症発生率にも差はなかった。
【臨床へのインパクト】
高齢者の非心臓大手術において、TIVAは吸入麻酔と比較して、30日時点の生存退院日数を改善しないことが示された。TIVAは術後の口渇、嗄声、悪心嘔吐の発生率を低下させる可能性はあるが、主要アウトカムに差がないため、麻酔選択の決定においてこの知見を考慮する必要がある。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

