乳児細気管支炎への腹臥位療法、HFNC使用時の人工呼吸管理移行を減らせず
【背景】
乳児の急性細気管支炎では、腹臥位が呼吸力学と酸素化を改善することが示されています。しかし、高流量鼻カニューラ(HFNC)使用中の乳児において、腹臥位が非侵襲的または侵襲的換気へのエスカレーションを減らすか不明でした。
【結果】
中等度から重度の細気管支炎でHFNCを使用中の乳児446人を対象とした多施設RCTの結果、腹臥位群(15.0%)と仰臥位群(20.8%)で72時間以内の人工呼吸管理移行に有意差はありませんでした(調整オッズ比0.66、95%CI 0.40-1.07、P=0.09)。
【臨床へのインパクト】
本研究では、中等度から重度の細気管支炎でHFNCを使用中の乳児に対する腹臥位療法が、人工呼吸管理への移行を統計学的に有意に減少させない可能性が示唆されました。ただし、95%信頼区間が広いため、この結果だけで腹臥位療法の有効性を完全に否定することはできず、今後の大規模研究が待たれます。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

