ロボット支援人工膝関節全置換術は従来法に比べアウトカム改善せず、費用対効果も劣る
【背景】
人工膝関節全置換術(TKR)にロボット支援システムが普及しつつあるが、その臨床的有効性については不明確だった。本研究は、Makoロボットアームシステムを用いたTKRが、従来法と比較して臨床的有効性と費用対効果を改善するかを検証した。
【結果】
339名の患者をロボット支援TKR(168名)または従来法TKR(171名)にランダムに割り付けた。12ヶ月時点の主要評価項目であるForgotten Joint Score(FJS)は、ロボット支援群49.2、従来法群50.2で、調整平均差は-1.5(95% CI -7.5〜4.5、p=0.62)と有意差はなかった。
【臨床へのインパクト】
本研究は、ロボット支援TKRが従来法と比較して12ヶ月時点の患者アウトカムに臨床的に意味のある改善をもたらさず、かつ費用が高くなることを示した。日常診療におけるロボット支援TKRの導入や費用対効果を考慮する上で重要な情報であり、その普及にはより慎重な検討が必要となるだろう。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

