難治性持続性心房細動に対する低電位領域アブレーションの有効性、PVI単独より不整脈再発を抑制しQOLを改善
【背景】
持続性心房細動(AF)に対するカテーテルアブレーションでは、肺静脈隔離術(PVI)が基本だが、PVI単独では再発が多く、より良い治療戦略が求められている。心臓の低電位領域をターゲットとしたアブレーションが、治療成績向上に繋がる可能性が示唆されていた。
【結果】
持続性AF患者209名を対象とした本研究で、PVIに低電位領域アブレーションを追加した群は、PVI単独群と比較して、12ヶ月時点での抗不整脈薬なしの不整脈再発フリー生存率が有意に高かった(67.6% vs 37.4%、差30.3% [95% CI, 17.4%-43.2%]、オッズ比3.5 [95% CI, 2.0-6.2]、P<.001)。QOL改善度も低電位領域アブレーション追加群で優れ、重篤な有害事象発生率は両群で同程度だった。
【臨床へのインパクト】
持続性心房細動患者で有意な低電位領域が認められる場合、PVIに加えて低電位領域アブレーションを行うことで、不整脈再発を抑制し、患者の健康関連QOLを向上させる可能性がある。本研究結果は、低電位領域をガイドとしたアブレーション戦略が、この集団における標準治療の一部となる可能性を示唆しており、日本の臨床現場におけるアブレーション手技の選択に影響を与えるだろう。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

