救急受診の失神患者への14日間心電図モニタリングは1年後の失神再発を減らさない
【背景】
救急外来を受診する失神患者において、その原因となる不整脈の診断は依然として困難である。本研究は、救急外来で原因不明とされた失神患者に対する14日間の心電図モニタリングの診断、治療、および転帰への影響を評価した。
【結果】
2234例を対象とした結果、1年後の患者報告による失神エピソードの平均回数は、モニタリング群で1.37回、標準ケア群で1.58回であった。発生率比は0.89(95%CI 0.68-1.18, p=0.42)であり、有意な差は認められなかった。
【臨床へのインパクト】
救急外来で原因不明とされた失神患者に対し、14日間の携帯型心電図モニタリングを導入しても、1年後の失神再発を減少させる効果は標準ケアと比較して認められなかった。この結果は、失神再発予防を目的としたルーチンの長期モニタリングの有効性に疑問を投げかけるものであり、診療フローの見直しに影響を与える可能性がある。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

