妊娠中・授乳期の卵・ピーナッツ摂取量と乳児のアレルギー発症リスク、関連なし
【背景】
食物アレルギーは生後早期に発症し、固形食導入前から食物アレルゲンに曝露することで予防できる可能性が指摘されていました。しかし、この仮説を検証するランダム化比較試験の報告は不足していました。
【結果】
卵・ピーナッツ高摂取群の乳児におけるIgE介在性アレルギー発症率は7.8%(1066人中83人)、標準摂取群では8.4%(1064人中89人)でした。両群間に有意差はなく(相対リスク0.93、95%信頼区間0.69~1.26、P=0.65)、安全性プロファイルも同等でした。
【臨床へのインパクト】
妊娠中および授乳期に卵とピーナッツを多く摂取しても、乳児の卵またはピーナッツアレルギー発症リスクを有意に低下させる効果は認められませんでした。この結果は、アレルギー予防を目的とした妊婦への食事指導において、卵やピーナッツの積極的な摂取を推奨する根拠とならないことを示唆しています。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

